こだわりのスタイル創り〜その2(似合わせ編)MONOTYPE

2020.08.28

こだわりの最高のスタイルを提供するには、カットが上手い(綺麗に切れるという意味で)だけでは不十分です。

 

少し秋を感じる瞬間が増えてきたとはいえ、

日中の暑さにはとろけてしまう日々。

まだまだ外苑前、千駄ヶ谷は残暑が続きそうです。

(全国どこでも一緒か、、笑)

 

前回、私の投稿で「ショートスタイルのこだわり」についてお話しましたが、

綺麗にカットできるという意味でのカットの上手さだけでは不十分で、

「似合わせ」という要素が必須条件となります。

 

ただ「似合わせ」と言っても考えるべき要素は様々です。

 

<似合わせに必要な考えるべき要素>

・Personality、Character(個性・キャラクター)を知る

・形が持つ印象のコントロール

・流行を捉える

大きく分けると、以上のような項目があげられます。

 

まずは「Personality、Character(個性・キャラクター)を知る」。

スタイルを創るべきお客様のひととなり、顔立ち、好み、性格、持っている印象(キャラクター)、今の気分などを無視することはできませんよね。考えればわかることだし、当たり前じゃんと思われるかもしれませんが、意外とこれを捉えていないことによるスタイルの違和感は多いのではないのでしょうか?いくら上手にカットしていても「似合わせ」たことにはなりません。

 

次に「形が持つ印象のコントロール」。

「カタチ」には、その「カタチ」が持つ「印象」というものが存在します。

例えば、ことヘアスタイルにおいて、丸いものには可愛さを感じたり、縦長なシルエッットには大人っぽさを感じたり、ライン的なものや奇抜なカタチには前衛的な印象を受けたり。コンサバティブ、普通ぽい、フェミニン、クール、アクティブ、エレガント、ボーイッシュなどに代表される表現は、まさにこの「カタチ」が印象付けていると言えます。

つまり、前述した、ひととなり、顔立ち、好み、性格、持っている印象(キャラクター)今の気分など知った上でないと、「カタチ」を決めていくのは困難わけです。

 

そして、「流行を捉える」。

流行には歴史があります。ただ今の流行のスタイルを作ればいいというわけではありません。

「流行」はカタチを変えて、一周してきたりします。

流行を無視したスタイルを創ってしまうとキャラクターにあったスタイルが創れていたとしても、何か古臭さを感じてしまったり、何かダサさを感じてしまったりすることがあります。

しかし、流行ばかりのスタイルを創ればいいかというと、そういうわけではないのが難しいところで、流行っているものが嫌いな方も中には存在するはずです。私自身、天邪鬼なところがあったので、「流行ってるものなんて」と思っている時期がありました」。そこでやはり重要な点はパーソナリティ、キャラクターということになります。とても個性的なスタイルを好む方もいます。

必要なのは「流行の歴史」などに代表される知識ということになります。

今までつらつらと述べてきたものは「知識」に他ならないのです。

 

では、どのようにそれらを判断してスタイル創りをスタートさせるのか?

それはMONOTYPEが大事にしている「丁寧なカウンセリング」です。

何度もご来店されているお客様であれば、パーソナリティ、キャラクターという部分はわかってくるものですが、ファーストコンタクトの中で、それらを知っていくには、やはり「丁寧なカウンセリング」しかありません。そしてその中で、お客様の言葉、話し方などで読み取っていくことが大切になります。初めてのお客様は、来店されるだけでも緊張してしまう部分も少なからずあると思うので、こちら側が言葉を引き出していくことが必要と考えます。MONOTYPEが目指す美容室、「居心地の良い空間作り」はそんな中からも生まれてくるのではないかと思っております。

 

お客様の求める「最高のスタイル」実現にはこれらの要素を「知識」として知った上で、

それを再現する高い技術力が不可欠となります。

 

長々したためてきましたが、

MONOTYPEではお客様が求める「最高のスタイル」を提供したいと

強く思っております。ただそれだけです。

 

長文を最後までありがとうございました。

 

 

MONOTYPE 野田